相場ポエム『VALUとは何か?』(番外編1)| DJ全力(非リア系VA鑑定士・ポエマー)

相場ポエム『VALUとは何か?』(番外編1)

VALUは株ではないけど、買い手と売り手の需給で日々価格が変動する以上、あくまでも相場だ。そして、第二次バブルが終わって、株ではないものと株と同じようにトレードするVALUERと、VALUを投げ銭やクラファンと同一視してる発行主が、そこらじゅうで仲たがいしてる。お互いが協力すればどっちも笑いあえるのに、本当に愚かな話だ。

VALUは支援者に金銭的な見返りを返せない。だからその価値は、基本的には発行主が提供する優待(サービス)で決まる。しかし、事実として、優待を設定してなかったり、実質的に無価値な優待しか用意してない人にも高値がついているケースがわずかながら存在する。それは、【希少性そのもの】に価値があるからだ。

レアな切手やコインに額面以上の価格がつくのはその最たる例だし、キャンバスに油絵の具を塗りたくったものに何億円もの価値がつくのも、作者が著名であり、かつそれが世界に1枚しかないからだ。

VALUは個人の価値を細分化したものであり、かつ発行主が放出しない限り数が増えないものだからこそ、【発行主の将来性】によって値が上がる。だから、「買いたいという人が居るから売る」という行為はその希少性を自ら削いでしまう愚かな行為だ。

簡単に買えるものを人は欲しがらない。発行主に将来性が見込め、かつ【頑張れば買える】値段だからこそ、人は欲しがる。だから、発行主は優待の拡充に努めると共に、そういう状況を極力維持するように努力しなくちゃいけない。それが僕が良く言う、【VALUERに向き合う】っていう事だ。

優待はいわばファンダメンタルであり、需給をうまくコントロールする事はテクニカルの範疇に入る。発行主は、自分の価値を自ら毀損するような馬鹿な売り方を絶対にしちゃいけないし、VALUERの心理や売買に無頓着でもいけない。

 

引用元

DJ全力(非リア系VA鑑定士・ポエマー)https://valu.is/heptares5460

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