褒めて育てるとナルシストになるだけかもよ?

まだまだ「異次元の少子化対策」がネット上でも話題で、もはや今年の流行語大賞はもうこれに決まりなんじゃないかと思っているくらいなんですが(笑)

私の子供も来年の春から小学生になるので「教育」へのアンテナが高くなっている中、
初めて知った分野がとても面白いので紹介です◎

その名も「教育経済学」
※既に有名な分野だったらスミマセン…!!

例えば
「宿題をやらせるためにご褒美で釣るのはアリ?ナシ?」
「ゲームやTVは良くない?」
「褒めて育てるべき?」
みたいな疑問ってよくありません?

よくあるのが、TVや雑誌やYouTube、書籍などで、
教育の専門家、学校の先生、東大に行かせた母親…が持論を繰り広げるみたいな。
でも、個人の経験や少ないデータしか論拠がないのが大半なんですよね。

そこに対して、
「ご褒美で釣るのはアリです」
「ゲームやTVも、内容によってはプラスになります」
「褒めてばかりだとナルシストに育つだけです」
国家レベルの実験やデータを元に、これでもかと数字で回答してくれるのが、
「教育経済学」なんです。

どうですか、ちょっと面白くないですか?

「経済学」とついているくらいなので、教育の効果や効率性を測定し、
教育の収益性や投資対効果を分析することで、
教育政策の決定や教育投資の最適化を支援する学問とのことですが…

教育って「家庭の方針」とか「親の育った環境・受けた教育」に左右されがちで、
親も手探りで子育てしている場合が多いと思うんですよね。

中学受験なんて「不安産業」と呼ばれるくらいで、
「中学受験しないと落ちこぼれるんじゃないか」
「中学受験しないと一般的な生活を送れなくなるんじゃないか」
みたいな見えない不安から塾や家庭教師に投資してしまう家庭もあるのかなと。

そういった曖昧な一般論に一石を投じるというか、
子育て中の親に対してしっかり道標になってくれるというか。
各家庭の成功体験を聞くよりも、とても説得力と信憑性がありますよね。

社会では「数字で根拠を示す」というのが通例ですが、
教育の分野だけはなんで数字を求めない傾向が強かったのだろう…
と不思議ではありますが、これから私は家庭の方針もデータを参考にしたいなと思います。
(ちょっとビジネスライクな感じもしますが…笑)

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