大人になったなと感じたのは、"適切な"距離感を掴めるようになったこと(子育て編)

皆さんが自分に対して「大人になったな〜」と思う瞬間って、どんなときでしょうか?

・嫌いな食べ物が美味しく感じられたとき
・高い買い物や大人買いをしたとき
・「おひとりさま」で飲食や映画鑑賞などができるようになったとき ・・・

人それぞれだと思うのですが、最近私が「大人になったな〜」と思う瞬間が
「人と"適切な"距離を取れるようになったとき」
これに尽きるんです。

若い頃は距離感の取り方がわからなくて、
一方的な想いだけで近づきすぎてしまったり。
逆に急に離れすぎてしまい、後で後悔してしまったり。

近づきすぎて揉めてしまったり。
離れすぎて疎遠になってしまったり。

交友関係もしかり、男女関係もしかり。

人付き合いが上手くいかない人は、
この「距離感の取り方」がわからない人も多いのではと思います。
それがアラフォーになってやっと、自分である程度距離感を測れるようになってきました。
(遅い・・・!!笑)

その訓練(?)をさせてくれたのが我が子供でした。

子供って、相手の状況・環境・表情なんてまったく気にせずに、
全力で物理的にも心理的にも近づいてくるんですよ…
(それが無邪気さというか、かわいいところなのですが)

時にはイラっとすることもあり、
でも我が子だから無下にはできずストレスが溜まることも多々ありました。

そんな私も母になってはや6年。
親子であっても、時には一定の距離感が必要だということを身に沁みて感じています。

以前は子供にイラっとしてしまって、そのまま感情をぶつけてしまうこともありました。
怒りの感情って、口に出すとどんどん盛り上がってしまうんですよね…
言わなくていいことも言ってしまい、後で自分が後悔することもたくさんありました。

今はイラっとしたら、まず物理的に離れることにしています。
たまに「イライラしたらトイレへ」なんて言いますが、本当にその通りで。

「視界から外す」
「声の聞こえない場所へ移動する」
「一定時間を置く」

これで自分の感情を落ち着かせて、
また子供と向き合うようにしています。

こんな簡単なこと?!
と思うかもしれませんが、これが以外に難しくて…

「わかってほしい!」
「伝えたい!」

と思うと、自分から距離を詰めてしまいがちなんですよね(泣)
あとは「しつけ」という名のエゴの押し付け…

自分の子供であっても1人の人間として一定の距離感を保つことで、
良好な関係を保てるようになりました。

そして知人友人関係においても、距離感を意識することがとてもプラスに働いている今日この頃です。
子供に嫌われないよう、簡単なようで難しい「家族との距離感」を適切に保ちたいなと思います!

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