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【事件簿】初体験の際にゴムが上手く装着できず…勘違いのまま決行

 私が初めて一般女性と性的経験したときのお話です。
私の本当の初体験は風俗店だったのですが、その後一般の女性とお付き合いすることになり真の大人になるチャンスが巡ってきたのです。素人初体験ということになります。

素人初体験だったその当時は、避妊具(ゴム)の装着の方法がわからないほどで、事前に自分でゴムを購入し装着の練習をしていました。初めて手にしたゴムはどういった構造になっているかも理解できず、装着方法もわからない状態で、何回練習してもキチンと装着できないのです。本来はゴムが巻き込まれているので根元までそれをグルグル戻しながら装着すれば良いだけですが、ゴムが巻かれていることに気付かずそのまま自身の先端に押し当てながら根元まで引っ張って装着しようとするものですからどうしてもゴムが先端に戻ってしまいます。恥ずかしいので友達にも聞けず、「もうすぐ大切な日がくるというのに…」という気持ちで焦っていました。

また、その当時に「仮性包茎の人はゴムを装着しても先端まで戻ってしまう」という少年漫画を読んでしまい、絶妙なタイミングで事実ではない知識が頭にインプットされてしまいました。あたかも仮性包茎であることがゴム装着を困難にしている最大の原因であるという錯覚に陥ってしまっていたのです。言うまでもなく私は立派な仮性包茎だからです。

不安を抱えながらもその日を迎え、無事ホテルまで到着しました。風俗店の女性としか経験のない私はとても緊張して彼女をリードすることができず、焦りに焦っていたのです。そうこうしているうちに遂にその時がやってきました。十分に愛撫もすみ、「いざ出陣!」といったところですが、ゴムの装着は練習していた通り先端まで戻ってしまいます。

しかしそのまま生身で挿入することも出来ないので、致し方なくゴムを私自身の先端に帽子のように被せただけで、行為に及んだのです。ゴムがいつ外れるか、彼女の身体の中にゴムの置き忘れはしていないかと心配しながらの行為でしたので、私も彼女も全く気持ち良くなることはなく、フィニッシュできずに終わりました。初体験としてはいい思い出にはなっていません。

次の日、自宅で再度ゴムの装着を試みたのですが、そのときにやっとゴムが巻かれている構造に気付き「なんだ、そういうことだったのか、簡単じゃないか。仮性包茎とは関係ないじゃないか!」と腹が立ちましたが、それより「次からは大丈夫」と安心して嬉しい気持ちになりました。

しばらくして彼女から電話がありました。彼女が言うには「私の大切な部分が痛くて、病院に行ったら何かの摩擦でひどく炎症を起こしているらしいの。あなた変なことしなかった?」とのことです。私は「身に覚えがない」ということを強く主張しましたが、このことが原因で間もなく彼女と別れることになったのは言うまでもありません。

 苦い思い出の私の初体験でした…

humikuma:
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