皆さんは大根干葉湯をご存知ですか?干葉湯とは大根の葉を乾かしたものを入れて入るお風呂のこと。血行やリンパの循環を向上させて、まるで温泉のように身体をポカポカ温めてくれる万能入浴剤です。婦人科系の疾患に効果があると言われ、古来から今に伝わりました。どのような効果があるのか?どのように作れば良いのか?入り方などをお伝えします。
1.大根干葉湯の温浴効果とは?
大根干葉湯は民間療法として伝わる養生法として古来から今へ受け継がれて来ました。干した大根の葉を煮出した入浴剤ですが、実は温泉のように芯から身体が温まり、冬でも汗が止まらなくなるような強い温浴効果があるのです。知る人ぞ知る、おばあちゃんの知恵ですが、試してみない手はありません。
2.大根干葉湯と様々な効果
大根の葉は食べても美味しく、ビタミンA、B、C、Eが豊富な他、鉄分やナトリウムが豊富なので、貧血の女性の強い味方ですが、干した葉で作られる大根干葉湯は血行とリンパの循環の促進、温浴効果、冷え性改善、老廃物排出、リラックス効果、アトピー性皮膚炎、子宮や卵巣機能向上、泌尿器疾患改善など様々な効果があると言われています。
3.大根干葉湯と婦人科系疾患
現代は冷え性や婦人科疾患に悩んでいらっしゃる女性は多いと思いますが、こちらの大根干葉湯は婦人科系疾患に効果覿面と言われています。生理不順が改善されたり、子宝に悩む人が赤ちゃんを授かったり、子宮内膜症、子宮筋腫や卵巣嚢胞といった様々な疾患がいつの間にか消えた!などの嬉しい話も聞きます。
4. 大根干葉湯と温活
そこで気になる、なぜ婦人科系疾患に効果があるのか?ですが、大根は根菜類で地面の下に向かって強く伸びる生命力のある陰陽に例えると強い陽性の野菜になり、冷えて陰性に傾いた身体を温めることで陰陽調和のバランスを整えます。干葉は栄養豊富で硫化などの温泉成分が含まれるので温浴効果が期待出来ます。まさに今の時代の『温活』やフードロスを防ぐSDGsの対策にも一石二鳥ですね。
5.『大根干葉湯』の作り方と入浴法
1.有機の葉付きの大根を用意します。
2.大根の葉を外で天日でたくさんの陽を浴びて茶色くなり、完全に乾燥するまで干したら完成です。
入浴する時に干した大根の葉を沸騰した鍋で煮出してお茶のように漉した茶色い大根の葉の液と大さじ1の塩を入れた40度くらいのお風呂で20分ほど半身浴をします。
大根の葉は1度に全て使い切ってください。
※注意事項として生理中はお控えて下さい。
大根干葉湯とその様々な効能、婦人科系疾患への効果、なぜ効果があるのか?またその作り方と入浴法についてお伝えしました。
寒い冬の温活対策や婦人科系疾患の改善、そしてフードロスのSDGs対策としてもこちらの記事がお役に立てると嬉しいです。
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