ヤバい・すごい・マジなどの言葉を使い続けて起きた異変

ヤバい スゴイ マジなどの言葉を使い続けると....

みなさんは会話で「やばい・スゴイ・マジ」などの表現を使いますか?

あらゆるシーンで使え便利な表現ですよね。日常生活で触れない日はないですし、私も同様にリアクション等で使うことも多く大いに頼らせてもらっています。..ですが数か月前そのような言葉を使う機会を増やした結果、自分の中の語彙の喪失だけでなくそれ以上の悪影響をじっかんしました。今回はその実体験を3段階にわけて紹介したいと思います。

 

段階1 知らない間に少しづつ語彙を削られていく

私がヤバいやスゴイなどの言葉を多用するようになったのはある女性Aさんとの出会いがきかっけでした。Aさんは驚いたことにほとんど三つの語彙”やばっ”、“えぐっ”、”まじか”だけで会話を成り立たせていました。ですがAさんの周りには人が集まり聞き上手な人に見えた私はその日からAさんを意識するようになったのです。

 

会話の時にやばい、すごいなどのリアクションを多用すると対象の出来事に対してそれ以上の表現が必要なくなるので自然と言語化することを疎かにしてしまうんですよね。元来言葉というものは頭の中にあるモヤっとした概念をしっかりと掴むためにある気がします。

 

ですがそれをせず前段階のモヤっとした段階での表現、それが続けば自然と語彙が減っていきますよね。

 

段階2 虚ろになってゆく

Aさんの会話を参考にヤバいやスゴイなどの言葉を多用してからしばらく経って、会話に対するリアクションは楽になったように感じたのですがそれはほんの一時だけでした。

 

それだけでなく以前は好きだった会話に苦痛さえ感じるようになってしまいました。なんせ、ヤバいやスゴイなどの言葉で片付けるとそれ以上の感想を抱こうとしなくなるんですから。心が貧しくなったようにさえかんじました。そして面白いと思えなくなり私はAさんとの会話で虚無感を抱くことが増えました。

会話では新しい知見を得たり内容を様々な方向から吟味する意見交換が楽しいのだという事に改めて気づかされました。

 

最終段階

一連の流れの中で危機感を覚えた私は、ヤバいやスゴイなどの言葉の使用を意識的に減らし、できるだけ感じた事を具体的に言葉にしようと決めました。ですが決して私はそれらの言葉を否定したいわけではありません。

短いキャッチコピーなどで人に伝えたいことがある場合はやはり欠かせないものであり絶大な役割を果たしているからです。また会話に入るそれらの言葉も大いに盛り上げてくれているのは無視できない事実です。

今後はやばいやスゴイと感じたのなら、何のどこがどのように響いたのか一度自分に問いただしてみること。そうして自分で何かを発見することの楽しさを思い出してこうと思います。

長くなりましたが最後までご覧いただきありがとうございいます❀

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